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ハウスセイラーズ企画・運営のセミナー開催

会場は北千住駅直結のシアター１０１０　講義室、アクセス良好な立地という事もあり、日曜日の午前中から多数の受講者にお越しいただきました。

２０２４年の相続による不動産登記の義務化も相まって、相続への関心は高まっているかと思いますが、実際に生前対策や専門家への相談をされている方は多くはないのではないでしょうか？
そういった方のためにも入門編という事で有意義にな時間になったかと思います。

 

相続・生前対策専門の司法書士

今回の講義は司法書士・行政書士「王子事務所」の駒木智博先生にお願いしました。

先生自身もお仕事の中で相談者から「もっと早くに知っておけばよかった」という声をいただく事が多いとの事。
弊社も相続案件の相談も増えておりますので、今回の趣旨にご賛同いただき、ご協力いただきました。

 

講義内容について

時間となり講義開始です。
身近な方が亡くなった時、葬儀や法要に関してなんとなく時系列は想像できるものの、相続となるとまず何からしたら…となる方も多いのではないのでしょうか？
今回のセミナーは入門編ですので、資料も使いながらわかりやすく説明していただきました。

相続の際に起きる悩みやトラブルの事例も出しながら、丁寧な解説が続きます。

セミナーを通して、いざ相続が発生した時に困らないよう、生前対策が重要だという事でしたが、生前対策というのは特に難しい事ではなく、まずは今の現状をきちんと把握する事、そして不安な点があればそこに対して対策を講じる事が特に大事なのだと感じました。
特に認知症という問題が出てきてしまうと、その生前対策にも影響を及ぼす事があるので生前対策は早ければ早いほど安心だとも感じました。
私自身、宅建の勉強をした際に相続についても学びましたが、こうした実践的な事は全く知識がなかったので大変勉強になりました。

駒木先生のお話は声もスピードもとっても聞き取りやすく、また分かりやすい説明でした。

 

不動産相続登記の義務化について

２０２４年４月の不動産相続登記の義務化に伴い、弊社にも相談が増えています。

長期間に渡って相続登記をせずに放置した結果、相続人の数が増えて権利関係が複雑になってしまうことがあります。
例えば、所有者（登記名義人）である父が亡くなってその相続人が子３人だった場合に、相続登記をしないまま子３人が亡くなり、その子の子（所有者の孫）が相続人となり、その子の子も死亡して…とネズミ算式に相続人が増えていきます。
こうなると、相続人全員で合意して相続登記を行うことは事実上かなり困難になります。

相続登記をしないと登記簿上の所有者は亡くなった方のままです。
不動産を売買するときには、実際の所有者と登記簿上の所有者は必ず一致していないといけないので、相続登記をしないまま手続きを進めることはできません。
今は売るつもりがないから相続登記はしなくてもいいだろうと放置してしまうと、いざ売却しようとしたときに他の相続人が行方不明だったり、手続きに協力が得られなかったりして売却ができないという事態になりかねません。

不動産は分割が難しい問題です。例えば相続人が複数おり、そのうちの１人が相続不動産に住み続ける場合、どのようにするか？という問題のように、相続が発生する前に権利関係と不動産の扱いについては事前に整理しておくことが重要です。

弊社では不動産の無料査定も随時行っておりますので、今の現状を把握するためにも是非ご利用ください。

足立区・北区で不動産売却なら、安心と実績のハウスセイラーズ

 

まとめ

１時間半にわたる講義はアッという間に過ぎ、最後に質疑応答の時間もありましたが、やはりご家族の数があるだけ、相続のカタチがあるのだなと感じました。
参加者の皆様の関心も高く、真剣な表情で聞き入っているのも印象的でした。

最後にアンケートをご記入いただいて会は終了となりました。今回のセミナー参加者には王子事務所から45分の無料相談が受けられるという特典もあり、個別の事案にも相談に乗ってくれるところは心強いなと思いました。
ご好評の声もたくさんいただきましたので、また折を見て開催したいと思います。

ご参加いただいた皆様、駒木先生、本当にありがとうございました。

シアター１０１０　講義室の様子　北千住マルイの１０階部分なので、眺望も良好でした。