森のような図書館【ゆいの森あらかわ】で本に親しもう
2024年12月19日
都電荒川線「荒川二丁目」駅下車スグ、東京メトロ千代田線・京成本線「町屋」駅徒歩6分。
2017年3月にオープンした「ゆいの森あらかわ」に行ってきました!
「ゆいの森」という施設名には、「人と人、本と人、文化と人が結びつき、楽しみ・学び・安らげる、豊かな森のような施設」という思いが込められています。
外観は、「知恵と知識が集まる緑豊かな丘」をコンセプトに、キューブを積み重ねた形そのものが街並みを形成するよう設計され、さらに、外壁をレンガ調のデザインにすることで、周辺の環境に調和するよう配慮しているとの事。
館内は「中央図書館」、「吉村昭文学記念館」、「子どものひろば」の3つの機能を持ち、学び、交流、憩いの場所としてたくさんの区民が利用しています。
館内は↓ザっとこのような構成。
中央図書館として
中央図書館は「読書を愛するまち・あらかわ」の拠点としては約60万冊規模の蔵書や約900席の座席を備えています。1階部分には図書専門員がおすすめする月替わりの特設コーナーと約3万冊の絵本を所蔵する「えほん館」
2階から5階にかけて一般書や徐々に専門性の高い書物が並びます。国内外の俳句資料を備えた現代俳句センター、ビジネス支援コーナーや調べもの支援カウンター等も。
↑我々不動産業界の人間もお世話になっている住宅地図まで
洋楽からクラシックまで幅広いジャンルの音楽CDも
館内には勉強したりグループ活動や打ち合わせ、ミニワークショップ等の開催場所であるコミュニティブリッジやティーンズコーナー等、若い世代も利用しやすいスペースが設けられ、1日の来場者数は、平均して約2千人。夏休みの間は多いときで3千500人が来場することも。
館内にはWi-Fi完備、座席にはコンセント等もついています。
心地よい空気に触れながら読書もでき四季折々に表情を変えるテラス、「緑陰読書席」
吉村昭文学記念館
荒川区出身の作家、戦史・歴史・医学・動物小説など幅広い題材を扱い、入念な取材をもとにした作品を多く描いた吉村昭氏の文学館
多角的な視点と深い考察で足跡と作品を紹介。再現書斎で作家の執筆空間を体験できます。
作品の舞台や吉村氏に関する貴重な証言を映像化したコーナーも。
子どものひろば
地域のコミュニティの中心地として館内は多様な利用シーンに応じた施設となっています。